氷の世界

ああ・・・

どうしよう・・・。

私が「エルサ」になったばっかりに
魔法で全てが凍りついてしまったわ。

この凍った心と世界を溶かすのは
「ほんものの愛」だけ・・・。

誰かはやく
私に「ほんものの愛」を届けて・・・！

アザラシちゃん　：　　にま♡


姉サ　　　　　　　：　　え・・・・。

アザラシちゃん　：　 あれは標本だよ♡


姉サ　　　　　　　：　　え。　ひょうほん？

シロクマ　：　ようこそ！
　　　　　　　　「オホーツク流氷館」へ！！




姉サ　　　：　おほーつくりゅうひょうかん？　

シロクマ　：　「流氷とオホーツク海の生き物をテーマとした観光施設です。
　　　　　　　　流氷の天使クリオネを間近で見たり、本物の流氷に触ったり、
　　　　　　　　他にもさまざまなイベントを開催しています。（HPより）」　




姉サ　　　：　　なーんだ。
　　　　　　　　 私の魔法で凍っちゃったんじゃないんだ。

もう、びっくりした～。

ところで
私が乗っているこの赤い物体は何かしら・・・？

Let It Go ~ありのままで~ /姉Sally Ver.

ふりぃ始め～た～雪ぃは～

足あと　消して

まあっしろな世界に～

一人の　

私

風～が～こ～こ～ろに～ささやくの

このままじゃ　

ダメなんだとぉ～


※中略

ありのぉ～～ままのぉ～～

姿見せるのよぉ～

ありのぉ～～ままのぉぉ～

自分になぁるぅのぉぉ～



なぁ～にぃ～もぉ～こ～わ～くなぁ～いぃ～

風よ～吹～け ～

すこぉしも寒くないわ

＜ロケ地：旭川市　雪の美術館＞

そうよ。そうなのよ。
長女って大変なのよ。


わかる。
わかるよエルサ。

私だって
雪のお城にこもっちゃうんだから。

それにしても
アナ（妹Sallｙ） は
追いかけてくるかしら・・・。

「ワイルドな殿方」とか
「夏の恋」だとか言ってるところが
けっこうアナにそっくり。

妹Sally 夏の恋

 妹サ：　SSさんとこうして「女子会」してるのも楽しいけど・・・

せっかく夏なんだし
「ワイルドな殿方」と夏の恋でもしたいな・・・。

SS：　　じゃあ紹介してあげる。



妹サ：　ほんとですか？　やったー。　

え・・・。

ねぷた男：　妹Sally さん、こんにちは！
 　　　　　　　ねぷた男です！

妹サ：　 ちょっと・・・

　　　　　ちがう・・・かな。

　　　　　（剣刺さってるし）




SS：　　あ？　そう？
　　　　　

SS：　じゃあ、次。

・・・・・・・・・。

妹サ：　もういいです。
　　　　 自分で探します。




SS：　 難しい子だねえ・・・。








　　　 

みっひーさんを探して

せっかくオランダに来たのだから
みっひーさんに会って
「人気ものになる秘訣」
を聞き出さねば。


おんなじ「うさぎ」なわけだし。

局長！　Mr.R！

ビールばっかり飲んだくれてないで
みっひーさんを探しに行きましょう！

ダメだ、あの二人。
ビール至上主義だし。

こうなったらひとりで探すしかない。

ああ。
でもどうやって探せば・・・。

よし。

あの人たちに聞いてみよう。

あのう、すいません。

みっひーさんには
どこに行けば会えますか？

ちっ。　無視された。

仕方ないか。
日本語で聞いちゃったから。

やっぱり一人で探すには
限界があるわね・・・。

仕方ない。
局長とMr.Rに協力してもらおう・・・



・・・って、やだ。

頭上に虫が映り込んでる。

※ここで時間切れ。帰国の途につくのでした。
　ちなみに「ミッフィー」に会えるのは
　アムステルダムでなくユトレヒトです。



がーーーーん。

あむすてるだむ

というわけで次に目覚めたら
ホテルのお部屋なのだけど・・・

局長～

起きてくださ～い。

私　ベットの間に
体がはさまっちゃったみたいです。




 　

ふうっ。

無事救出。

え？

で、ここはどこなのですか？

局長：　アムステルダムだよ。


姉サ：　あむすてるだむ？

そういえば建物が
そんな感じ。


どんな？って聞かれても
困るけど。

・・・ってことは
オランダ？

「みっひーさん」 のお国である
オランダに来てしまったのですね！








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜つづく＞