いちご大福と・・・
お赤飯。
よしっ。
いやいやいやいや・・・
さりお:
「よしっ」
じゃないよね?
妹サ:
あっ!さりお!
さりお:
何その
「たんすいかぶつ×たんすいかぶつ」。
野菜は?たんぱくしつは?
ただでさえ運動不足気味なのに。
妹サ:
もう絶交よ。
さりお:
ええ?
まあっ!
何てきれいなんでしょう。
世の中はこんとんとしているのに
お花さんは変わらず私のこころを
癒してくれるのね。
ほんとだね~。
妹サ:
あっ!さりお!
もうちょっと離れてよ。
「そーしゃるでぃすたんす」でしょ。
さりお:
ええええええ~。
ふぃじかるな距離ははなれても ・・・
こころは離れずに
いたいよね。
・・・・・・・・・・。
妹サ:
離れたわ。
たった今。
さりお:
がーーーーーん!
あ~
ほかほかする~。
ここでこうしていると
まるで おかあさんに
抱かれているみたい・・・。
さりお:
それは
「当たらずとも遠からず」だね。
妹サ:
あっ! さりお!
さりお:
その「ひつじのおぶじぇ」と同じように
キミもオレも「ようもう」で
できているからさ。
「素材が同じ」という観点に置いて
キミが「おかあさん」と
錯覚するのも無理はないよね。
さりお:
でも「物」である我々が
「母は誰か」という問いを立てた時
「素材が同じ」という理由から
それを「母」とするのは
あまりにも浅薄な考えで
大切なのは素材ではなく
「誰によって生み出されたか」。
さりお:
そう考えると
キミにとっての「おかあさん」は
「SSさん」ということになるよね。
妹サ:
じゃあ、私とさりおは
「きょうだい」
・・・ってこと?
さりお:
えっ。
さりお:
ええええええええ~~っ!!