2019年9月14日土曜日

姉サの夏2019(その2)






なつ~かし~きか~わよ~
も~るだ~うの~~♪


今週も姉サのチェコ編です。
うしろに見えるのは
モルダウ川にかかる観光名所
「カレル橋」です。

















この美しい景色を
ずうっと眺めていたいところですが
今日はいかねばならない場所があるのです。

まったく気がすすみません。
そしてほとんど「閲覧注意」案件です。




















というわけで我々は
プラハから東へ70㎞
クトナー・ホラという街の
ある場所にやって来ました。



それは・・・



















人骨教会「クドナー納骨堂」です、、、。

















こちらは
この建物の制作を依頼した
シュヴァルツェンベルク家の紋章。

もちろん人骨でできています。


















以下「Wikipediaさん」より引用です。


伝承によれば、シトー会セドレツ修道院修道院長であった
ハインリヒなる人物が1278年プシェミスル朝ボヘミア王
オタカル二世によってエルサレムに使節として派遣された。
ハインリヒは帰還に際してゴルゴダの丘の土を手に一杯持ち帰り
その土を修道院墓地に撒いた。
このことにより、この墓地は神聖であるとされている。
そのようなわけでこの墓地は中央ヨーロッパ中の知るところとなり
セドレツ周辺のみならず、ボヘミアポーランドバイエルンからも
埋葬希望者があらわれるようになった。14世紀中頃にはペスト大流行
により約3万人がこの墓地に埋葬され、また15世紀フス戦争では
数千人の犠牲者が弔われ、セドレツ墓地はひっきりなしの拡大を
余儀なくされていた。約3.5ヘクタールの共同墓地に、無数の死者が埋められた。

<中略>
 シュヴァルツェンベルク家がこの教会の後見となり
19世紀には教会を購入した。1870年、シュヴァルツェンベルク家は 
スカリツェ出身の木彫家フランティシェク・リント に尋常ならざる
内装制作を依頼した。それは、制作の素材として木材ではなく
納骨堂に納められていた人骨を用いるというものであった。















「尋常ならざる」どころじゃないし
感受性が雑過ぎるし。

ちなみにSSさんは
「写真を見てるだけで息苦しくなる」
とのこと。




















あの天使も妙に怖いし。
もう帰りたいです、、、。










<つづく>